ブラックカラント(カシス) / アントシアニンと弊社について
“ベリーの王様”カシス
カシスベリーが他の全てのベリー類の中で、“ベリーの王様“と呼ばれているのは何故でしょう?カシスの果実は非常に多くのビタミンとミネラルを含み、さらに同様の果実の中で最も強い天然色素が高い抗酸化物質をもたらします。ヨーロッパの国々ではジュース、ジャム、ドライフルーツとして食され、ワインや食品の天然着色剤として、インフルエンザや眼、心臓へ長寿のもととして、日常的に愛されてきました。
カシスはヨーロッパで数世紀にわたり、万能薬として使用
ヨーロッパでは、カシスは様々な病気や健康障害に効果を示す薬品としての医療目的で600年以上も使用されてきました。1636年のGerarde Herbal Encyclopediaには、カシスは腸チフス、痛風、リウマチ、腸疾患、皮膚の感染症、眼の疾患、尿路等に治療効果があり、使用されていたと記載されています。
カシスとワイン発酵の長い歴史と心臓健康の保護の関係
フランス人はバターやお肉といったヘビーな食事と共に赤ワインを日常的に食しているにも関わらず、心臓疾患を患う人の割合が低いのは良く知られています。この事実は“フランスの謎”として非常に多くの研究者の医療研究の対象となっています。それらの研究を通じて、ワインの見た目や香りをさらに高めるための着色安定剤としてカシスジュース濃縮物が使用されていたことが明らかになりました。
カシスのアントシアニンの奇跡のパワー
カシスには高いレベルの鉄分、カルシウム、カリウム、銅、ビタミンA,B,C等が含まれ、それに加えて大量のアントシアニンを含んでおり、このカシス特有のアントシアニンが心臓血管疾患のリスクの割合を減少させる重要な要因となるのは多くの研究機関に認知されています。これが“フランスの謎“を解く鍵と言えるでしょう。第二次世界大戦中、カシスのジュースは眼の健康と暗視能力の向上にパイロットにも支給されていました。
長寿の実、カシスとファイトケミカル
この20年でカシスは“ベリーの王様“として大々的にin-vitro/in-vivoや臨床試験を通じて広範囲に渡って研究され、他にはない、特別なアントシアニン(D3RとC3R)が心臓、眼、血管疾患の予防をサポートすることが分かりました。現代では、眼の健康におけるアントシアニンの役割が広く研究されており、目の健康を維持するためにかげがえのない重要な役割を果たすことが判っています。
何故、私たちがニュージーランド産のカシスにここまでこだわるのか?
ニュージーランドは最高品質のカシスを育てるために最適な自然環境
ニュージーランドは酸性雨や大気汚染といった現代の産業副産物に汚染されていない大自然や澄んだ水源が、植物の成長にとって理想的な場所です。ニュージーランド産のカシスにはその気候と風土の恩恵を受け、最高品質・最高レベルのアントシアニンが含まれます。収穫は一年に一度で、約12,000トンのカシスが生産されています。
ニュージーランドはカシスの健康効果への研究の先駆者
ニュージーランドカシスには高いレベルのポリフェノール、ビタミンA,C,B1,B3、カルシウム、カリウム、銅、およびその他ミネラルが多く含まれています。ニュージーランド政府、植物食品化学研究所、ニュージーランドブラックカラント協会やジャストザベリーズ社の研究によると、ニュージーランドカシスには高いレベルの抗酸化力物質のアントシアニン、ポリフェノールが含まれており、人体に有害なフリーラジカルだけでなく、眼、脳、心臓、皮膚、腸といった多くの臓器を保護するよう働きます。
ビジョンスマートセンターでは最高品質のカシスのみを厳選使用
ビジョンスマートセンターでは常に最高品質のカシスのみを使用し、製品を製造するべく、ジャストザベリーズ社の契約農家が育てるベンナードという品種のカシスのみを使用しています。経験豊富な熟練農家で栽培収穫された無農薬のベンナードカシスの収穫量は毎年約1,000トンほどです。
ニュージーランドカシスの抗酸化能力(ORAC値)は最上位
ニュージーランドカシスは、ヨーロッパの様々な品種のカシスよりも独特な高レベルのアントシアニンが含まれているため、今まで多くの研究者の研究対象となっています。また、ビジョンスマートセンターが使用しているカシス“ベンナード”はニュージーランド産の他のカシス品種、“ベンルナ”や“マグナス”よりも最も多くのアントシアニンが含まれています。また、ニュージーランド産のカシスには他のベリー類や果物にない、非常に稀な高い抗酸化能力(ORAC値)が含まれていることも研究結果として証明されています。
カシスとその健康効果
カシスの実とカシス種子オイル–ガンマリノレン酸の健康効果
長い間、オレンジやその他の柑橘類が、最もビタミンCを含む果実だと一般的に知られていましたが、実際にはカシスはオレンジに比べ、4倍ものビタミンCを含んでいます。また、カシスはビタミンC以外に豊富な抗酸化物質、ビタミンA,B,Eとガンマリノレン酸(GLA)を含んでいます。フルーツとして、またはサプリメントとしてカシスを摂取することにより、心臓、血圧、体重管理、骨と関節やその他多くの機能をサポートします。
カシスには300種以上の栄養素が含まれます
栄養素の多くは栄養補助食品や医薬品目的で使用されます。その中でもカシスのアントシアニン、GLA、ポリフェノール、シクロオキシゲナーゼ-1/COX-1 とシクロオキシゲナーゼ-2/COX-2といった様々な栄養素は色々なな組み合わせで、様々な炎症に用いられます。
カシスの免疫システムと脳の健康
カシスはグルコース、ガラクトースや複合糖質といった多糖類が豊富で、それらは癌の増殖に必要な栄養素を奪うことによって進行を遅らせるのに有効です。実証されたカシスとその栄養素に関する効果や研究は、アルツハイマーとの闘いにも良い影響をもたらします。このような利点から、カシスはホメオパシーのレシピとして世界中で使用されています。
医師たちがカシスを好む理由
カシスは500年以上、様々な病気のポメオパシーのレシピとして色々使用されてきました。医療技術が成熟するするにつれ、医師や科学者はカシスに含まれる栄養素に関心を持ち、実験や、臨床研究を通して驚くべき健康効果を見つけることに成功しました。
カシスアントシアニンと緑内障患者
日本の弘前大学では30人の緑内障患者にカシス抽出アントシアニンを6ヶ月の間一定量摂取してもらうという臨床試験を行いました。患者の多くに血流循環活動や眼の血管および視神経における血流改善が見られ、視力機能が改善されました。この研究後、カシスアントシアニン抽出物は視力の補助食品として、日本で広く認証されました。
カシスアントシアニンと黄斑変性症
韓国のSt. Mary’s Eye CliniqueとSt. Mary’s Hospital の研究によると、黄斑変性症の主な原因ともいえる体内のH2O2(過酸化水素)量をカシスアントシアニンが減少させ、抑制効果があることが発表されました。