黄斑変性症
成人の主要な視力障害の1つは、眼の網膜(黄斑部の結網膜色素上皮)の損傷によって引き起こされる黄斑変性症です。ニュージーランド産のカシスに見られる有効成分は、黄斑変性につながるH2O2の損傷を抑制します。
過酸化水素(H2O2)が黄斑変性症の原因
韓国ソウル市のセントメアリー・アイ・クリニックで実施された研究では、体内の過酸化水素(H2O2)が網膜色素上皮の破壊を引き起こし、黄斑変性の主要原因となっていると発表しました。
幸いにもカシスアントシアニンは、人体内の酸化ストレスおよび過酸化水素損傷の阻害剤であることがわかっています。
「ハイマン網膜色素上皮細胞株ARPE-19における過酸化水素誘導細胞死」の視覚的結果 セントメアリーズアイクリニック、ソウル
ニュージーランドのカシスの有効成分、黄斑変性につながるH2O2の損傷を抑制抗酸化作用の高いお茶と、ビルベリー、エルダーベリー、カシスのアントシアニン抽出物で、H2O2除去能力試験を行ったところ。カシスアントシアニン抽出物の値が最も高く、ビルベリーの3倍もあることがわかりました。
ビジョンスマートセンターではニュージーランド産カシスに含まれるファイトケミカルやアントシアニンなどの抗酸化物質やH202除去能力の研究を始め、黄斑変性疾患にも効果のあるサプリメントの開発に力を入れています。